台湾経済部知的財産局は我が国のグリーンエネルギー技術の革新を励まし、専利審査の効率を上げるため、2014年において「出願特許がグリーンエネルギー技術に関するもの」を特許の加速審査(Accelerated Examination Program)の事由に加えた。出願人がグリーンエネルギー技術の加速審査を申請したい場合、出願の発明内容が下記の条件を満たしていれば、申請することができる。
- 省エネルギー技術、新エネルギー、新エネルギー車などの技術分野に関するものであること。
- CO2削減技術及び省資源に係る発明であること。
今年の8月末までに、知的財産局は既に28件のグリーンエネルギー技術特許出願の加速審査を受理し、そのうち、台湾国内の出願人は82%を占めており、出願したトップ3の技術分野はそれぞれ太陽電池、グリーンエネルギー自動車、及びスマートグリッドである。また、受理日から審査意見通知書を受け取るまでの平均日数は僅か70日であり、その中で既に2件の審査が査定となった。
参考サイト:“「綠能技術發明專利加速審査」,提升我國綠能産業專利布局效率.”TIPO.2014年9月19日。