台湾経済部知的財産局は近日、２０１４年ＡＥＰ申請に関する統計を発表した。（不適格な申請が２０件含まれ、そのうち、事由１が９件、事由２が２件、事由３が８件、事由４が１件あった）

 

申請事由	台湾人による出願	外国人による出願
１．外国対応出願が既に外国の特許庁において実体審査を経て登録査定となったもの	203	286
２．その対応出願は未だに登録査定となっていないが、米国、日本または欧州特許庁の何れかの特許庁から、審査意見通知（又は検索報告）を受けているもの	13	11
３．出願人が商業的実施を予定しているもの	162	6
４．グリーンエネルギー技術に関するもの	42	4
申請件数合計	420	307
申請件数総計	727

 
 
下表は、２０１４年のＡＥＰ申請件数に関する対応出願の国籍別統計（不適格な申請は含まれていない。この表において、複数の対応出願が引用されたＡＥＰ案件が１７件ある。）
 

国籍別	事由１	事由２	総計
アメリカ	305	16	321 (59.89%)
日本	120	2	122(2276%)
欧州特許庁	23	4	27 (504%)
中国	24	0	24 (4.48%)
韓国	18	0	18 (3.36%)
ドイツ	7	0	7 (1.31%)
オーストラリア	6	0	6 (1.12%)
シンガポール	5	0	5 (0.93%)
ニュージーランド	3	0	3 (0.56%)
イギリス	1	0	1 (0.19%)
オーストリア	1	0	1 (0.19%)
カナダ	1	0	1 (0.19%)
総計	514	22	536 (100%)

 

 

下表はＡＥＰ申請案件において1STOA（審査意見又は査定）までの平均期間に係る統計である。

 

申請事由	統計期間	1STOAまでの平均期間（日）
事由１	2009年1月から2014年12月まで	72.6
事由２	2010年1月から2014年12月まで	83.0
事由３	2010年1月から2014年12月まで	141.6
事由４	2014年1月から2014年12月まで	83.4

 

参考サイト：“發明專利加速審査(AEP)申請案件統計簡表(至103年12月底案件).” TIPO. 2015年1月14日。